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社会人としての正しい敬語トレーニング

2016/09/14

社会人としての正しい敬語トレーニング

正しい言葉遣いは日々の会話から!ということで、
入学以降敬語と美しい文字トレーニングを
毎日続けているトータルビューティーコース生です。
 
入学して半年が過ぎ、もうあと半年もすれば就職して社会に出ると考えると、
それまでにしておかなければいけない事が沢山ありますね!
ヘアメイク・ネイルの技術はもちろんですが、ヘアメイクアップアーティストとして
接客する上で、『内面を磨く事』
『正しい敬語を使う』『マナー』もとても大切です。
 
4月に行ったマナー研修では、社会人としてのマナーや
言葉遣い、立ち居振る舞いなどを学びましたが、
今回は、正しい敬語を状況に応じて使い分けられるように
徹底的にトレーニングです!!
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敬語の基本

敬語には『丁寧語』『謙譲語』『丁寧語』の3種類があります。
さらに、謙譲語が『謙譲語1』『謙譲語2』と分けられ、
丁寧語から『美化語』を分けて扱う場合もあります。
 

丁寧語

丁寧な言葉で敬意を表す(~です、~ます…など)
 

尊敬語

相手を高める事で敬意を表す表現(言う⇒おっしゃる、見る⇒ご覧になる…など)
 

謙譲語1

自分の行為について、向かう先である相手を立てた表現(言う⇒申し上げる、聞く⇒伺う…など)
 

謙譲語2

自分の行為を丁寧に言う表現(する⇒いたす、行く⇒参る…など)
 

美化語

美化して述べる(お花、お料理、お冷、お腹…など)
 
 
これらを正しく理解しておかないと、
間違い敬語になったり、二重敬語の原因にもなります。
スクールに通いながら、バイトをしている生徒さんがほとんどですが、
そのバイトでいわゆる『バイト敬語』『マニュアル敬語』
と呼ばれる、「丁寧な言い方なようで実は間違っている敬語」を
使っていることが多いです。これが、とてもクセモノで、
『丁寧な言葉づかいをしているつもりになっている&耳になじんでしまっている』為、
一度覚えてしまうと、なかなか直せないものです。
 
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授業で行った『正しい言葉に言い変えましょう!』クイズです。
どこが間違っているのか、なぜ間違っているのかを考えましょう!!
 
Q1:これが商品です。
 
 
A:
『こちらが商品でございます』
「これ」は、「こちら」に直し、「です」は丁寧度をさらに高めた
「でございます」に直します。
「なります」はNGなので、気を付けましょう。
 
 
 
Q2:こちらに荷物を置かさせていただきます。
 
 
A:
『こちらに荷物を置かせていただきます』
これは、必要のない所に「さ」を入れる、「さ入れ言葉」です。
敬語のように見えますが、間違っています。
他にも、『休ませて頂きます』⇒「休ませて頂きます」
等気を付けましょう。
 
 
 
Q3:ここでお待ちさせていただきます
 
 
A:⇒
『ここで待たせていただきます」
「お待ちする」と、「させていただく」という二つの謙譲語が
重なっている二重敬語と呼ばれるものです。
余計な言葉を付けてしまわないように注意しましょう。
 
 
 
Q4:わかりません
 
 
A:⇒
『分かりかねます』
「わかりません」「知りません」など、直接否定するような表現は
なるべく避けるようにしましょう。
 
 
 
Q5:貸してもらってもいいですか?
 
A:⇒
『拝借してもよろしいですか?』
「借りる」⇒『拝借する』と謙譲語に直し、「いいですか?」を
より丁寧な『よろしいですか?』に直しましょう。
 
 
 
これから就職する時の面接の受け答えはもちろん、
働き始めてからも、社会人として『言葉遣い』はとても重要です。
相手にどのような印象を持ってもらえるかは、
見た目や立ち居振る舞いもそうですが、
会話した時の『言葉のきれいさ』が話しやすさにもつながり、
好印象へとつながるのです。
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最後は、正しい言葉遣いで今日の授業の感想を発表。
 
明るく(ハキハキ・笑顔・印象良く)
+
やさしく(気遣い・声のトーン・分かりやすく)
+
美しく(その場に合ったトーン&ボリューム・姿勢正しく)
 
この3つが、ポイントです。
 
言葉遣いは、とにかく日々の努力が何よりも大切!!
今のうちから綺麗で正しい敬語を覚えて、
日常から取り入れていきましょう。
 
 
 

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