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ネイル資格は取るべき?現役ネイリストが実感した就職・転職・独立におけるメリット

2023/08/07

ネイル資格は取るべき?現役ネイリストが実感した就職・転職・独立におけるメリット

ネイルの資格があることは広く認知されていますが、サロン勤務するにあたり絶対に必要なのかはあまり知られていません。

この記事では、

  • 実際働くにあたっての必要性
  • 持っているメリット
  • 資格の種類

など、についてネイリストの目線で具体的に解説していきます!

「資格を取るべきなのか?」

「無資格ですぐに就職するのか?」

今迷われている方は、是非読んでいただきたい内容です。

資格がないとネイリストになれない?

ネイリストは、資格がないとなれない職業ではありません。

実際に現場で働いているネイリストでも、資格を取らないないまま活躍している人は沢山います。

お客様に入って学ぶことは多く、トレンドのアートや最新の技術なども常にアップデートされていくため、資格の有る無しに関わらず常に勉強をしています。

しかし、「じゃあ資格を取っても意味が無いのか?」と言うと

…決してそんなことはありません!

ネイルの資格を持っていることで得られるメリットは、沢山あるのです。

「資格を取って良かった」と思うメリットは?

資格取得することで、特に感じたメリットをざっとまとめると、こちらの4点。

  1. 学ぶうちに基礎が身につく
  2. 就職・転職に有利
  3. 自信に繋がる
  4. 集客に有利

これだけで既に、なかなか大事なポイントなのが伝わるのではないでしょうか。

それぞれ詳しく説明していきますね。

1.学ぶうちに基礎が身につく

ネイル検定で合格するには、筆記試験と実技試験の両方で一定の基準を満たす必要があります。

ネイリストの仕事は、ただアートを施すだけでは無く、正しいケアをしてネイルを美しく保つ技術が必要とされます。

筆記試験で出題されるのは、

  • 爪の構造
  • 爪の病気とトラブル
  • ネイルケアの手順

などの問題。

そのため、試験の勉強をするうちに、自然と正しい爪の扱い方が身につくようになるのです。

また、実技試験では時間内に課題を終わらせる必要があります。

試験勉強で時間を意識して取り組む習慣を付けると、実際のサロンワークでも、お客様ごとに設けられた予約時間を超えないよう、時間内で終わらせれるトレーニングになるのです。

2.就職・転職に有利

これは非常に重要な、入り口のお話。

資格を持っていれば、単純に面接を受けられるサロンの数が増えます。

現場は日々忙しく、できるだけ即戦力を必要としているサロンが多いのも事実。

そのため求人には、“JNECネイリスト検定2級以上”を条件にあげているところも多数あります。

サロン側から見ても、資格は技術の保証になる

検定試験に合格している時点で、ある程度の基礎は身についている保証になるため、全くの無資格・未経験状態の人と比較した場合、「教育コストや離職のリスクを下げられる可能性がある」という見方ができます。

専門用語を1から説明する必要も無いため、やっぱり教えるのもスムーズ。

また、就職後に職場が合わなかったり、出産などで離職する可能性もあるでしょう。

その時も同様の理由で、転職先の採用面接では資格が有利に働きます。

3.自信に繋がる

無資格・未経験で辞めてしまった場合、そのままネイルの仕事に就くこと自体諦めてしまう人が多いのも事実です。

その原因は、仕事の内容の合う合わない以上に、自信がないから。

一度の離職でも、「自分にはもう無理かも」と思ってしまうのです。

でも、過去に専門的に学んだ時間があり、ちゃんと資格を取得していると「自分ならきっとネイリストになれる」と、気持ちを持ち直せたりします。

また、出産等でブランクが空いた場合「もう技術が時代に追いついてないかもしれない」という不安を持つ方も多いですが、そこでもやはり”資格”が気持ちの支えになって背中を押してくれたりするんですよね。

メンタル的な部分を挙げると「そんなこと?」と一瞬思ってしまうけど、夢を叶えるには心の不安を取り除くことがとっても重要なんです。

4.集客に有利

フリーペーパーやSNSを見ていると、“全員JNECネイリスト検定1級保持者”などと書かれていることがあります。

これは、新規でお店を探しているお客様の立場になったらある意味当然。

フリーペーパーというのは、資格があってもなくても、お金を出せば掲載できてしまいますよね。

文や画像だけでは腕前の差がわからないので、思い通りのネイルにならなかった苦い経験をして、ネイルサロンに警戒心ができているお客様もいます。

そうなればどうしても、資格保持を掲げているサロンに対して”一定以上の技術はあるはず”という安心感を持つのは当然ですよね。

それを売りポイントにしているサロンの就職面接を受けるなら必須ですし、ご自身が独立する際の集客でも役立つわけです。

持っておいて損なしと言えるでしょう。

では、ネイリストにとって有利になる資格には、どんなものがあるのか紹介していきます。

社会人からネイリストになるには?押さえておきたい3つのステップ

「社会人だけど、本気でネイリストになりたい!」
「でも何から始めればいいか分からない…」

そんな方のために、ネイリストになるための基本的な3つのステップをご紹介します。

遠回りせずに効率よくプロのネイリストを目指しましょう!

ステップ1:ネイルの基礎知識と技術をしっかり身につける

まず最初にやるべきことは、ネイルの基礎知識と技術を身につけることです。

「未経験歓迎」と書いてあるネイルサロンでも、実際には「最低限の基礎は分かっている人」を求めているところがほとんど。

全くの初心者よりも、「ネイルケアの基本は理解している」「正しい手順を知っている」という方の方が、教育しやすいので採用されやすいんです。

独学 vs スクール、どっちがいいの?

「費用を抑えたいから独学で頑張ろう」と考える方も多いですが、正直言って社会人には通学制のネイルスクールがオススメです!

独学だと間違った技術を覚えてしまったり、分からないことがあっても誰にも聞けなかったり…。

働きながらだと時間も限られているので、効率よく正しい技術を身につけられるスクールの方が結果的に近道になりますよ。

ステップ2:就職に有利な資格を取得する

ネイリストになるのに資格は必須ではありませんが、持っていると就職にとても有利です!

面接で「資格はお持ちですか?」と聞かれた時に、「はい!」と答えられるかどうかで印象が大きく変わります。

社会人が目指すべき資格はこの2つ!

JNECネイリスト技能検定2級

  • サロンワークで必要な基本技術の証明
  • 多くのサロンが「2級以上」を採用条件にしている

JNAジェルネイル技能検定中級

  • 今のネイルサロンはジェルが主流なので必須
  • ジェルの正しい技術を持っている証明になる

この2つがあれば、未経験でもネイルサロンの面接で自信を持ってアピールできます!

K-twoでは、働きながらでも無理なく資格取得できるサポート体制が整っているので安心ですよ。

ステップ3:ネイルサロンで実務経験を積む

資格を取ったら、まずはネイルサロンで働いて実務経験を積むことをオススメします。

「いきなり自宅サロンを開きたい!」という気持ちも分かりますが、まずはプロの現場で学ぶことがとても大切。

サロンワークで得られるものって?

  • 実際のお客様への接客方法
  • 時間内に仕上げるスピード感
  • トレンドのデザインや技術
  • トラブル対応の方法
  • 同僚ネイリストとの情報交換

これらは教科書では学べない、現場でしか身につかない貴重な経験です。

将来独立を考えている方も、「サロンで働いた経験があるネイリスト」の方がお客様に信頼されやすいですからね!

ネイルにはどんな資格がある?

有名なネイルの資格は、

  • JNECネイリスト技能検定試験
  • JNAジェルネイル技能検定試験
  • ネイルサロン衛生管理士

などがあります。

この中でもメジャーで取得者が多いのは

  • JNECネイリスト技能検定試験
  • JNAジェルネイル技能検定試験

の2つ。

この2つの資格について、詳しく説明しますね。

JNECネイリスト技能検定試験とは?

公益財団法人として内閣総理大臣から認可を受けた、JNEC(日本ネイリスト検定試験センター)が主催している検定試験。

試験は1997年にスタートしており、最も認知度が高いと言っても良い試験です。

試験の開催は年4回。

1級〜3級までレベルが分かれており、筆記と実技の両方で合否が判断されます。

K-twoネイルスクールでも、1番にオススメするのはこの資格です。

各級の詳しい試験内容は以下の通りです。

3級(ネイルケアの基礎レベル)

項目 内容
試験内容 実技試験:65分 筆記試験:30分
実技試験の施術内容 ネイルケア、カラーリング、フラットアート
受験資格 義務教育を修了しているすべての人
合格率 90.0%(※2024年冬期)
合格基準 実技:50点満点中35点以上 筆記:100点満点中85点以上
受験料 6,800円(税込)
実施時期 年4回(1月、4月、7月、10月)

2級(サロンワークレベル)

項目 内容
試験内容 実技試験:前半30分、後半55分 筆記試験:35分
実技試験の施術内容 ネイルケア、カラーリング、チップ&ラップ、リペア、フラットアート
受験資格 JNECネイリスト技能検定試験3級の取得者
合格率 55.3%(※2024年冬期)
合格基準 実技:50点満点中38点以上 筆記:100点満点中80点以上
受験料 9,800円(税込)
実施時期 年4回(1月、4月、7月、10月)

1級(トップネイリストレベル)

項目 内容
試験内容 実技試験:150分 筆記試験:30分
実技試験の施術内容 スカルプチュア、チップオーバーレイ、ミックスメディアアート
受験資格 JNECネイリスト技能検定試験2級の取得者
合格率 39.62%(※2024年秋期)
合格基準 実技:50点満点中38点以上 筆記:100点満点中80点以上
受験料 12,500円(税込)
実施時期 年2回(4月、10月)

見てわかる通り、級が上がるにつれて合格率がグッと下がっているのが分かりますよね。 でも、しっかりと準備すれば合格できる試験なので安心してください!

JNAジェルネイル技能検定試験

日本ネイリスト協会(1985年設立)が2011年度から開催している、ジェルネイルに特化した検定試験。

こちらも筆記と実技の両方があり、開催は年2回です。

初級、中級、上級と3段階に分かれています。

各級の詳しい試験内容も見てみましょう!

初級(ジェルネイルの基礎レベル)

項目 内容
試験内容 実技試験:第一課題35分、第二課題60分 筆記試験:30分
実技試験の施術内容 ネイルケア、ポリッシュカラーリング、ジェルカラーリング、ジェルアート
受験資格 義務教育を修了しているすべての人
合格率 約70%
合格基準 実技:100点満点中80点以上 筆記:100点満点中80点以上
受験料 9,900円(税込)
実施時期 年2回(6月、12月)JNA認定校では自校開催あり

中級(サロンワークのジェル技術レベル)

項目 内容
試験内容 実技試験:第一課題30分、第二課題85分 筆記試験:30分
実技試験の施術内容 ネイルケア、ポリッシュカラーリング、ジェルグラデーション、ジェルイクステンション、ジェルフレンチカラーリング
受験資格 JNAジェルネイル技能検定試験初級の取得者
合格率 約60%
合格基準 実技:100点満点中80点以上 筆記:100点満点中80点以上
受験料 13,200円(税込)
実施時期 年2回(6月、12月)JNA認定校では自校開催あり

上級(プロフェッショナルレベル)

項目 内容
試験内容 実技試験のみ:85分
実技試験の施術内容 ジェルクリアスカルプチュア、ジェルチップオーバーレイ+デザイン、ジェルチップオーバーレイ+フレンチルック
受験資格 JNAジェルネイル技能検定試験中級の取得者
合格率 約45%
合格基準 実技:100点満点中70点以上
受験料 16,500円(税込)
実施時期 年2回(6月、12月)JNA認定校では自校開催あり

2つの資格は内容が重なる部分もあるため、先に説明したJNECネイリスト技能検定2級以上取得者は、JNA中級を受験する際は実技の一部が免除されます。

両方取得を目指す方は、スクールで講師に相談しながら効率良く学ばれるのがオススメです。

では、資格を取得するためにはどんな勉強方法があるのでしょうか。

取得のための勉強方法は?

それぞれの試験に向けた勉強は、

  • 独学
  • 通信
  • ネイルスクールに通学
  • オンラインネイルスクール
  • サロン勤務しながら学ぶ

などの方法で学ぶことができます。

独学でも、受験自体は可能なのです。

ただ、実際に自分の力だけで合格を目指すのは、非常に難易度が高いと言えるでしょう。

ネイリストへの道のりは一つじゃない!あなたらしいスタートを

「ネイリストになるには、まず資格を取らなきゃ」と思い込んでいませんか? 実は、ネイリストになるためのパターンって、思っているよりもずっと多いんです!

現役ネイリストの先輩たちに聞いてみると、みんな本当にいろんなスタートを切っているんですよね。

堅実派さん向け:基礎重視のしっかりコース

ネイルスクールでじっくり学んでから資格を取得し、ネイルサロンに就職するパターン。 王道と言われるだけあって、就職活動では「ちゃんと基礎を学んできた人」として信頼されやすいのが大きなポイントです。スクールの先生や同期との関係も、後々まで心強い支えになってくれることが多いですよね。

夢追求派さん向け:いきなり独立コース

スクールで学んで資格を取ったら、サロン勤務は経験せずに自分のサロンを開業するパターン。 自分の理想とするサロンを最初から作れるのは魅力的ですが、接客の流れやお客様とのコミュニケーションなど、現場でしか学べないことをどう身につけるかが課題になってきます。スクール時代にできるだけモデルさんに施術する機会を増やしておくのがコツですよ!

現場主義派さん向け:働きながら学ぶコース

資格を取る前に、まずはネイルサロンで働き始めるパターン。 給料をもらいながら技術を覚えられるのは嬉しいですが、「未経験OK」の求人でも、実際は基本的な知識があることを前提にしているサロンも多いので要注意。面接の際に「どんな研修制度があるのか」をしっかり確認しておくのが成功のカギです。

自由人派さん向け:SNS発信コース

最近特に増えているのが、独学やスクールで技術を磨きながら、SNSで作品を発信してお客様を集めるパターン。 インスタグラムやTikTokでの発信力があれば、資格がなくてもお客様に選んでもらえる時代になっています。ただし、「技術はどこで身につけたの?」とお客様に聞かれた時に、納得してもらえる答えを用意しておくことが大切ですね。

節約志向派さん向け:コツコツ独学コース

できるだけお金をかけずに、独学で資格を取ってからネイリストを目指すパターン。 費用を抑えられるのは大きなメリットですが、分からないことを質問できる相手がいないのが最大の難しさ。特に実技は、自分では気づけない癖がついてしまうことがあるので、時々プロに見てもらう機会を作れるといいですよね。

チャレンジャー派さん向け:見切り発車コース

「習うより慣れろ」の精神で、独学で基礎を学んだらすぐにネイルサロンで働き始めるパターン。 現場での成長スピードは抜群ですが、基礎知識が曖昧なまま働くことになるので、「なんでこうするんだろう?」という疑問が生まれた時に、きちんと調べて理解する習慣をつけることが重要です。

結局、どのパターンが一番いいの?

これは本当に人それぞれ! 「安定した就職を目指したい」なら基礎重視コース、「とにかく早く自分のサロンを持ちたい」なら独立コース、「費用を抑えたい」なら独学コース…という感じで、あなたの状況や性格に合わせて選べばいいんです。

ただ一つ言えるのは、どのパターンを選んだとしても「お客様に喜んでもらいたい」という気持ちと、継続して学び続ける姿勢があれば、必ず素敵なネイリストになれるということ。

実際に働いてみると、資格の有無よりも「この人に任せたい」と思ってもらえる人柄や技術の方が大切だったりするんですよね。

オススメの方法は?

これは忖度無しの本音として、スクールでしっかり学ぶ方法が圧倒的にオススメです。

既にサロン勤務しているプロのネイリストさんでも、改めて資格を取りたいと思った時には、スクールに勉強しに来ることもよくあります。

そのくらい、独学のハードルは高いのです。

費用が安く済む通信はどう?

通信は費用が安いため、検討される方が多いのも事実です。

ただやはり、教科書だけで勉強するのは大変。

筆記は受かっても実技でなかなか自分の癖が抜けず、不合格になりがちです。

以前はK-twoでも通信科があったのですが、「せっかく費用をいただくからには皆に合格して欲しい」という方針を徹底するために、今では通学とオンラインのみに絞らせていただいています。

直接指導&合格保証制度があるスクールがオススメ!

実技試験を確実に乗り越えるには、直接講師に指導してもらうのが1番効果的。

K-twoネイルスクールでは、検定試験の合格保証制度を設け、合格するまで最長3年間サポートが受けられるようになっています。

K-twoネイルスクールの就職・資格サポートについてCHECK!

これは、スクールのカリキュラムを終了し、卒業した方でも同じです。

せっかく時間とお金を使って試験勉強をするのであれば、できる限りプロの講師から添削指導を受ける方法をオススメします。

自信を持ってネイリストデビューできる環境作りをしよう

最初にお話したとおり、ネイリストになるためには、資格必須ではありません。

ただ、ご自身がこれから就職や転職、そして独立を目指される時、資格保持者であることは必ずプラスになります。

就職先や来店動機となる可能性が多いに越したことありません。

夢を叶えるための過程を歩んでいると、当然不安になる瞬間も訪れるでしょう。

そんな時、『公式な認可を受けた試験に合格できた事実』が自信となって、弱気になりそうな自分を支えてくれる時があります。

また、スクールに通いながら業界の先輩や同期に相談できることで、頑張れる場面も多々あります。

プロを目指すにあたり、その過程で最良な環境に出会えることはとても大切なのです。

こちらの記事が参考になれば幸いです!

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