忙しい主婦でもネイリストになれる!36歳ママの実体験インタビューをご紹介
2023/08/13

「ネイリストとして手に職をつけて働きたい」
「でも、家事や子育てで忙しくて無理かも…」
そんな風に悩み、なかなか踏み出せないでいる人は多いのではないでしょうか?
確かにご結婚されたりお子さんがいらっしゃると、ご自身が「やりたい!」と思っても、ご家族の理解がないと自由には決められませんよね。
でも、ここで諦めるのはもったいない!
というのも現在、K-twoネイルスクールでは、現役高校生から20代〜50代と、幅広い年齢層の生徒さんが男女問わず通っていらっしゃいますが、その中でも主婦の方の入校が最近とても増えているのです。
皆さん見学会に来られる際には、「子供がいたら習ったとしても趣味程度にしかできないでしょうか?」なんて不安そうに質問されます。
でも決してそんなことはありません。
当スクールに通いながら、プロのネイリストになった主婦の生徒さんは沢山います!

35才でK-twoスクールに入学され、主婦・仕事・スクールと、3本立てで毎日忙しく過ごしているYさん(36歳)に、色々と質問をぶつけてみましたよ。
入校を検討されている方は、実体験の生の声を是非参考にしてみてください。
3つの仕事をこなす!ママスクール生にインタビュー!
- PROFILE:お名前:Yさん
- 年齢:36才
- 職業:主婦(4歳・5歳の男の子)
- 取得済検定:JNECネイリスト技能検定2級/JNAジェルネイル検定中級
- 現在勉強中の資検定:JNECネイリスト技能検定1級/ジェルネイル検定上級を来年受験予定
保育所に通う2人の男の子の母でもあり、パートもしている中でスクールにも通い始めたYさん。
今回のインタビューでは、
- 多忙な中でもネイリストを志した理由
- スクールに通うスケジュール
- 子育てとの両立方法
- 卒業後の目標
など、お聞きしました!
Q.ネイルを学ぼうとを思ったきっかけは?
A:最初は家で出来る仕事をしたいと思い、パソコン系の資格を取ろうかと迷っていました。
でも色々調べていくうちに、全く興味のない事よりも、好きなことの方が絶対に楽しいし頑張れると思ったんです。
元々アクセサリーを手作りするなど、細かい作業が好きだった事もあって、前から好きだったネイルが思い浮かびました。

Q.K-twoネイルスクールに入学を決めた理由は?
A:色々なスクールに見学に行ったんですが、見学に来た時の雰囲気が一番良かったというのが大きかったです。
あとは実際の授業を見せてもらって、本当に色んな年代の方が学んでいて驚きました。
私が最年長になると覚悟してたんですが(笑)
年上の方でも、すごく楽しそうに学んでいる姿を見て、ここで学びたいと思いましたね。

Q.入学してからの1週間のスケジュールは?
A:平日は、週3~4日程近所の歯医者で受付のパートをしています。
パートがない日の昼間は、友達とランチに行ったりする事もありますが、基本的にはスクールに来るようにしています。
1コマ2時間の授業なので、2コマ取っても17時の子供のお迎えにも余裕で間に合います。
むしろ、買い物に行く余裕もありますね。
そんな感じで、平日は、1コマか2コマ取って、余った時間はフリーレッスンで練習してから帰るようにしています。
土日は旦那が家にいるので、子供を預けて、どちらか一日はスクールに来る事も多いです。
幼稚園の行事とか、家庭の用事もあるので、週によっては少し前後しますが、だいたい週1.2回で6時間以上はスクールに来れるよう、スケジュールを組んでいます。
完全な未経験から、JNECネイリスト技能検定1級/ ジェルネイル検定上級の取得を目指しているYさん。
それでも通っているのは週1〜2日!

Q.スクールに入学して変わった事はありますか?
A:ただでさえ忙しい中で、『よくそんな時間あるね』と友達にも言われるんですが、時間は作っています。
ずっと子育てに追われっぱなしで、自分がやりたい事を我慢してきて、子供も保育所に入って、時間もできて今がチャンスだと思いました。
今なら夕方までは預かってもらえますが、小学校に入ったら時間的にももっと余裕がなくなるんじゃないかと…。
それに、自分がやりたい仕事をずっと続けていくために、さらには家で出来る仕事をしたいという夢があったので、今は忙しいですが頑張れます。
Q.旦那さんの反応は?
A:反対されると思っていたんですけど、『やれば?』みたいな感じでした(笑)
時々練習台になってくれたり、週末は子供を積極的に見てくれるので、結構協力的でありがたいです。
家族の協力があってこそ、という感謝の気持ちを持てるようになりましたね。
Q.スクールに通い始めて大変な事は?
A:「スクールに通い始めたから大変」という事は特にないです。
子供が風邪をひいたりしても、前日までキャンセルも出来るので、
『明日危ないな~』という時はキャンルしておけばいいですし、
『やっぱり行ける!』となった時も、当日予約も出来るので、無理なく通いやすいですね。
家でグータラしていた時間がなくなりましたが、その分毎日が充実しています。
それよりも、勉強が久しぶり過ぎて、色々覚えるのが一番大変かな…。
お子さんの急な発熱などを気にされている方はとっても多いですが、キャンセルや当日受付がスマホから気軽にできるので、皆さん案外ストレス無く通えているようです。
Q.スクールに通い始めて楽しい事は?
A:本当に沢山あります。
スクールライフがとにかく楽しいです。
日頃、10代、20代の方と交流を持てる事は、なかなかないので(笑)
貴重だし、すごく刺激も受けます。
私は元々ミーハーな性格なので、久しぶりにその感覚を取り戻せたというか…(笑)
最近流行っている事とか、好きなアイドルのこととか、色々教えてもらったり、話をしててもすごく楽しくて、あっという間に仲良くなれました。
技術の面でも、自分がやりたいと思って学んでいるので、少しずつでも上達しているのが嬉しいし、やりがいがあります。
結婚してから生活圏内が近所だけだったのに、電車に乗って大阪市内に毎週のように通える事すら楽しいですね。
Q.今後の目標は?
A:もうすぐ卒業なので、自宅サロンを本格的に始動していきたいです。
JNECネイリスト技能検定2級とジェル検定中級を取得した頃から、すでに友達やママ友を中心に施術はしているんですが、その輪がさらに広がるよう技術に、もっともっと磨きをかけて一流のネイリストになりたいです。
卒業しても技術をキープするには、勉強を続けていかなければいけないと思いますし、いつかはJNA認定講師の試験にもチャレンジしたいと思っています。
Q.これからネイルを始める方にメッセージをお願いします
A:忙しいからこそ、何かに夢中になって取り組める事は新鮮で本当に楽しいですよ!
ネイルを勉強できる環境を作れたなら、是非チャレンジして欲しいですね。
私も35才でスタートしたので、年齢的にも
「30代で大丈夫かな?」 「20代の子たちと喋れるのかな?」
と、不安な事がありましたが、全く問題なく勉強してますし、楽しいです。
心配しているより、始めてみたら色々なんとかなるので、頑張って下さい!!

Yさんへのインタビューにあった通り、忙しい中でも予約のキャンセルや当日予約のシステムを上手に使い、週1〜2回の通学で検定試験に合格している人は沢山いらっしゃいます。
更に最近K-twoネイルスクールでは、オンライン講座が充実したことで、主婦のスクール生さん達にとって学びやすい環境が一気に整いました。
コロナ禍でオンライン講座がより充実!忙しい主婦に大人気
インタビューを受けてくださったYさんは通学クラスに通われていますが、K-twoでは今主婦の方に1番人気なのがオンライン講座なんです。
コロナの流行でスクールへ通うことが以前より難しくなりましたが、「子育てしながらネイリストを目指したい」という問い合わせはむしろ増えていきました。
そこで当スクールでは、30年近く運営してきたノウハウを活かし、Zoomを使って直接指導を行う”オンライン講座”の環境をイチ早く整備したのです。
主婦の方にオンライン講座が選ばれる理由
なんと言ってもやはり1番は通学が不要になったことですね。
自宅が遠くて通学時間がかかる方や、子育ての合間の時間を使って少しでも自宅で勉強したい人にはもってこいの環境です。
最近は特に、1〜2歳の小さいお子さんがいらっしゃるママさんには大人気です。
突然の体調不良にも柔軟に対応しやすいオンライン講座
お子さんが小さいと、皆さん心配されるのが突然の発熱。
昔はその対応だけでも大変で、諦めてしまう人が多かったくらいです。
でもオンライン講座なら自宅で受講できるので、保育園から急な呼び出しがかかっても、すぐにお迎えに行けるようになりました。
またe-ラーニングの動画授業の部分は、自分の好きなタイミングで何度でも見放題なので、見逃してしまったとしても後から復習することが可能です。
Zoomの授業は通信スクールや独学で学ぶのと違って、手元をカメラで写しながら先生に直接見てもらえるので、自宅にいながら通学スタイルと変わらない指導が受けられるようになったのです。
主婦ネイリストの働き方の選択肢
資格を取得した後は、どんな働き方をしたいかを考えてみましょう。 ネイリストは、主婦の方にとって家庭との両立がしやすい職業として人気な理由の一つが、働き方の選択肢が豊富だということです。
ライフスタイルや家庭の状況に合わせて、自分らしい働き方を見つけることができますよ!
正社員として安定した収入を目指す
しっかりとした収入を得たい方には、正社員での勤務がおすすめです。 安定した給与に加えて、社会保険や有給休暇といった福利厚生も受けられるため、長期的なキャリア形成が可能です。
最近では、子育て中の方への理解があるサロンも増えており、時短勤務制度や産休・育休制度が整っているところも多くあります。 「しっかり働いて手に職をつけたい」という方には理想的な働き方ですね。
パート・アルバイトで家庭との両立を重視
お子さんが小さいうちや、家事との両立を重視したい方には、パート・アルバイトという選択肢があります。
「保育園のお迎えまでの時間だけ働きたい」 「週に2〜3日だけ働きたい」
といった希望に応えてくれるサロンも増えています。 Yさんのように、子育てをしながら無理のないペースで経験を積んでいくことができるんです。
自宅サロンで自分らしく働く
「もっと自分のペースで働きたい」という方には、自宅でのサロン開業という道もあります。
通勤時間がないため、お子さんの送り迎えや家事との調整がしやすく、お客様も近所の主婦の方やママ友からスタートできるので、同じ境遇の方に喜んでもらえるのも魅力です。
開業というと大変そうに聞こえますが、自宅の一室を使えば初期費用も抑えられますし、まずは友人やご近所の方を対象に小さくスタートして、徐々に広げていくこともできます。
業務委託・出張ネイルで柔軽な働き方
最近注目されているのが、業務委託や出張ネイルという働き方です。 サロンと雇用契約を結ばずに、お客様ごとに料金をいただく形になるため、働く時間や場所を自由に決められます。
「今週は家族の予定があるから少なめに」 「来月は頑張って稼ぎたいから多めに」
といった調整ができるのが大きなメリットです。
お客様のご自宅に伺う出張ネイルなら、小さなお子さんがいるママさんにもとても喜ばれますよ。
自分に合った働き方を見つけよう
どの働き方が正解ということはありません。 お子さんの年齢や家庭の状況、ご自身の目標に合わせて選択できるのが、ネイリストという職業の魅力です。
最初はパートでスタートして、慣れてきたら正社員になったり、経験を積んで自宅サロンを開業したりと、人生のステージに合わせて働き方を変えていくこともできます。
時代はさらに主婦ネイリストの味方!主婦に嬉しい求人が増加
昔は、未経験者なら当然フルタイムで、毎日出勤できないと一人前のネイリストになるなんて不可能なイメージでしたよね。
でも最近は、時代と共にネイル業界自体が変化して、週に2〜3回のアルバイトからスタートできる求人も増えてきました。
正社員で時短勤務ができたり、『主婦の方大歓迎』のサロンも多くあります。
卒業後はYさんのように自宅でサロンを開きたい方だけでなく、「一年くらいプロとしてサロン勤務をしてみたい」という相談を受けることも多いですが、そういった方にも紹介できる求人が当スクールにも集まってきます。
昔では考えられなかった産休や育休制度のある会社も多く、未経験子育てママさんでも一人前のネイリストになることは夢物語ではなくなりました。
子育てが落ち着いたら認定講師などの道も!認定校に通うのがおすすめ!
また子育てが落ち着いて余裕ができてくると、Yさんのように更なるステップアップとして講師の道を志す方もいらっしゃいます。
その時、意外な壁にぶつかるのが、講師になるための条件。
実は認定講師は、JNA認定スクールで学んだ人しかなれないのです。
今の時点はまだあまり考えられないかもしれませんが、サロン勤務を経験し、先生として人に教えることが好きだと気付くことも考えられますよね。
せっかくネイルの世界に入られたなら、選択肢は多く。
認定校で学んだことは就活でも絶対に有利に働きますし、後悔することはまず無いと思います。
長く続けていける方法を選ぶのがおすすめですよ。
主婦ネイリストの求人探しのポイント
「働きやすそうなサロンってどうやって見つければいいの?」 そんな風に思われる方も多いですよね。
主婦の方がネイリストとして働く際には、ただ求人があるだけでなく、家庭との両立を理解してくれる職場を見つけることが大切です。 ここでは、主婦目線での求人探しのコツをお伝えしますね。
「主婦歓迎」「子育て理解」のキーワードをチェック
求人を探す際は、「主婦歓迎」「子育て中の方活躍中」「ママスタッフ在籍」といったキーワードが入っている求人を重点的にチェックしましょう。
これらの文言があるサロンは、実際に主婦の方が働いていることが多く、急な子どもの体調不良での早退や、学校行事での休暇についても理解があることが期待できます。
勤務時間と勤務日数の融通が利くかを確認
主婦にとって一番重要なのは、勤務時間の融通が利くかどうかです。
「10時〜16時まで」「週3日からOK」「シフト制で相談可」といった条件があると、お子さんの保育園や学校のスケジュールに合わせて働きやすくなります。
面接の際には、 「子どもの行事で月に1〜2回お休みをいただくことがあります」 「お迎えの時間があるので、〇時までには退勤したいです」
といったことを正直に伝えて、理解してもらえるかを確認することをおすすめします。
研修制度と未経験者へのサポート体制
「未経験OK」と書いてあっても、実際にどんな研修制度があるのかは職場によって大きく異なります。
しっかりとした研修期間があり、先輩スタッフによるフォロー体制が整っているサロンを選ぶことで、安心してスタートできます。
面接では、 「研修期間はどのくらいですか?」 「一人前になるまでどんなサポートをしていただけますか?」
といった質問をして、具体的な内容を確認してみてくださいね。
福利厚生と労働条件の確認も忘れずに
長く働き続けるためには、福利厚生も重要なポイントです。
- 社会保険(健康保険・厚生年金)の加入
- 有給休暇の取得しやすさ
- 産休・育休制度の有無
- 交通費支給の有無
これらの条件も事前にしっかりと確認しておきましょう。
職場見学で雰囲気を感じ取ろう
可能であれば、面接前にサロンの見学をさせてもらうのもおすすめです。
実際に働いているスタッフの年齢層や雰囲気、お客様との接し方を見ることで、自分に合った職場かどうかを判断できます。
「スタッフ同士が協力し合っている」「お客様がリラックスしている」といった雰囲気のサロンなら、働きやすい環境が期待できますね。
口コミや評判も参考にしよう
インターネットでサロンの口コミや評判を調べてみるのも一つの方法です。
お客様からの評価が高いサロンは、スタッフの技術力や接客力も高い傾向にあります。 また、求人サイトの企業レビューなどで、実際に働いた経験のある方の声を参考にするのも良いでしょう。
自分の希望を明確にしてから探そう
求人探しを始める前に、まずは自分の希望条件を整理しておくことが大切です。
- 週に何日、何時間働きたいか
- 通勤にかけられる時間はどのくらいか
- 最低限必要な収入はいくらか
- 将来的にはどんなキャリアを目指したいか
これらを明確にしておくことで、効率的に自分に合った求人を見つけることができますよ。
「完璧な条件の職場」を見つけるのは難しいかもしれませんが、自分にとって一番重要なポイントを押さえた職場を見つけることで、長く楽しく働き続けることができるはずです。
自宅サロンの開業メリットと方法
サロンで働くのも魅力的ですが、「もっと自分らしく働きたい」「家族との時間を大切にしながら仕事がしたい」という方には、自宅サロンの開業という選択肢もあります。
実際に、K-twoを卒業した主婦の方の中にも、自宅サロンを開業して活躍されている方がたくさんいらっしゃるんです!
自宅サロンの魅力とメリット
通勤時間ゼロで時間を有効活用
自宅サロンの一番のメリットは、通勤時間が一切かからないことです。 お子さんを保育園に送った後、すぐにお客様をお迎えできるため、限られた時間を最大限に活用できます。
「今日は14時からお客様で、16時にはお迎えに行ける」といったように、家庭のスケジュールに合わせて柔軟に予約を組むことができるんです。
家事・育児との両立がしやすい
サロン勤務だと、お客様の予約が入っている間は家を空けることになりますが、自宅サロンなら家にいながら仕事ができます。
お客様がいらっしゃらない時間には、洗濯物を干したり、夕食の準備をしたりと、家事と仕事を効率的に両立できます。
お客様との距離が近く、アットホームな雰囲気
自宅サロンは、大型サロンとは違ったアットホームな雰囲気が魅力です。 お客様一人ひとりとじっくり向き合えるため、「また来たい」と思っていただけるような関係性を築きやすいんです。
特に同じ子育て中のママさんからは、「子育ての話ができて癒やされる」と喜ばれることも多いですよ。
自宅サロン開業に必要な準備
必要な資格と技術レベル
自宅サロンを開業するために法的な資格は必要ありませんが、お客様に安心して施術を受けていただくためには、一定レベル以上の技術と知識が不可欠です。
目安としては、JNECネイリスト技能検定2級以上、JNAジェルネイル検定中級以上の取得をおすすめします。 これらの資格があることで、「有資格者による施術」としてお客様にアピールできますし、ご自身の技術に対する自信にもつながります。
施術スペースの準備
自宅の一室を施術スペースとして使用します。 お客様にリラックスしていただけるよう、清潔で落ち着いた空間作りを心がけましょう。
必要な設備は以下の通りです:
- 施術用テーブルと椅子
- UV/LEDライト
- 集塵機(ファイルダストを吸引するため)
- 消毒用品(エタノール、UV消毒器など)
- タオル類
- 空気清浄機
初期費用の目安は10万円〜30万円程度。最初は必要最低限の設備から始めて、お客様が増えてきたら徐々にグレードアップしていくのも良いでしょう。
保健所への届け出について
地域によっては、営利目的で施術を行う場合に保健所への届け出が必要なケースがあります。 開業前に、お住まいの自治体の保健所や衛生課に確認しておくと安心です。
届け出が必要な場合でも、一般的には書類の提出と簡単な検査程度で済むことがほとんどです。
集客のコツと注意点
最初はお知り合いからスタート
開業したばかりの頃は、まずはご友人やママ友、ご近所の方などお知り合いの方から始めるのがおすすめです。
「練習も兼ねて、特別価格でやらせていただきます」といった形でスタートし、満足していただけたら口コミで広げていただくという方法が自然で効果的です。
SNSを活用した発信
InstagramやTwitterなどのSNSを活用して、施術例やサロンの雰囲気を発信していきましょう。
ビフォー・アフターの写真や、季節に合わせたデザイン提案などを投稿することで、新しいお客様に見つけていただける可能性が高まります。
価格設定は慎重に
自宅サロンだからといって安すぎる価格設定にしてしまうと、技術に対する正当な対価を得られないだけでなく、お客様からも「安いから仕上がりもそれなりかな」と思われてしまうリスクがあります。
地域の相場を調べて、適正な価格設定を心がけましょう。
家族の理解と協力が成功のカギ
自宅サロンを成功させるためには、家族、特にご主人やお子さんの理解と協力が不可欠です。
お客様がいらっしゃる時間帯は、家族にも静かに過ごしてもらう必要がありますし、施術スペースを他の用途で使わないよう配慮してもらうことも大切です。
開業前にしっかりと家族と話し合い、みんなで応援してもらえる環境を作ることが、長続きの秘訣ですね。
段階的な成長を目指して
自宅サロンは、いきなり大きな収入を得ることは難しいかもしれませんが、お客様との信頼関係を築きながら、ゆっくりと成長していけるのが魅力です。
「今月は5人のお客様」から始めて、「来年は月10人」「将来的には月20人」といったように、無理のないペースで成長していくことで、家庭との両立を保ちながら長く続けることができます。
自宅サロンは、主婦の方が「自分らしく働く」を実現するための、とても素敵な選択肢の一つです。 興味のある方は、まずは技術をしっかりと身につけることから始めてみてくださいね。
主婦が知っておきたい注意点とリスク
ここまで、主婦がネイリストになるための様々な道筋をお伝えしてきましたが、夢を持って進む一方で、現実的な部分もしっかりと理解しておくことが大切です。
「こんなはずじゃなかった…」とならないよう、事前に知っておいていただきたい注意点をお話しします。 決して脅すつもりはありませんが、準備をしておくことで、より安心してネイリストとしてのキャリアをスタートできますよ。
就職後の収入と働き方について
最初はアシスタントからのスタート
多くのサロンでは、未経験者や新人は「アシスタント」からスタートします。 アシスタント期間中は、お客様への施術ではなく、受付業務や清掃、先輩ネイリストのサポートが主な仕事になります。
この期間の給与は決して高くありません。「思ったより収入が少ない…」と感じる方も多いのが現実です。
でも、この期間にサロンワークの基礎や接客マナーをしっかりと身につけることが、将来的なステップアップにつながります。 Yさんのように、週数回のパート勤務から始めて、徐々にスキルを高めていくというやり方もありますね。
一人前になるまでの期間
アシスタントからネイリストとして独立して施術できるようになるまでには、一般的に3ヶ月〜1年程度かかります。
この期間は個人差が大きく、練習時間をどれだけ確保できるか、どれだけ積極的に学ぼうとするかによって左右されます。
主婦の場合、家事や育児があるため練習時間の確保が難しく、同期入社の方よりも時間がかかってしまうこともあります。 でも焦らず、着実に技術を身につけていけば必ず一人前になれますから、マイペースで頑張ることが大切です。
地域や勤務先による待遇の違い
都市部と地方での収入格差
ネイリストの収入は、勤務地によって大きく異なります。 東京や大阪などの都市部では時給1,200円〜1,800円程度が相場ですが、地方では時給1,000円〜1,300円程度になることも珍しくありません。
また、お客様の単価も都市部の方が高い傾向にあるため、同じ技術レベルでも収入に差が出てしまうのが現実です。
サロンの規模や方針による違い
大手チェーンサロンと個人サロンでは、働き方や待遇が大きく異なります。
大手チェーンの場合:
- 研修制度がしっかりしている
- 福利厚生が充実している
- 転勤の可能性がある
- ノルマがある場合も
個人サロンの場合:
- アットホームな雰囲気
- 柔軟な働き方ができることが多い
- 福利厚生が限定的
- オーナーとの相性が重要
どちらが良いということではなく、ご自身の価値観や家庭の状況に合わせて選ぶことが大切です。
継続的な学習と技術向上の必要性
トレンドの変化についていく必要がある
ネイルの世界は流行の移り変わりが激しく、常に新しいデザインや技術が生まれています。
お客様から「最近流行りのあのデザインをお願いします」と言われた時に対応できるよう、定期的に技術を更新していく必要があります。
これは決して負担ではなく、新しいことを学ぶ楽しさでもあるのですが、「資格を取ったから終わり」ではないということは理解しておきましょう。
練習時間の確保が課題
ネイリストとして働き始めても、技術向上のための練習は続ける必要があります。
でも主婦の場合、仕事の後に家事や育児が待っているため、練習時間の確保が大きな課題になります。
「平日は無理でも、週末の朝1時間だけ」「子どもが寝た後に30分だけ」といったように、小さな時間を積み重ねていくことが大切です。
体力的な負担について
長時間の細かい作業
ネイルの施術は、長時間集中して細かい作業を続ける必要があります。 1人のお客様の施術に2〜3時間かかることもあり、同じ姿勢を続けることで肩こりや腰痛に悩まされる方も多いです。
また、ネイルの溶剤やアセトンなどの化学物質を扱うため、手荒れが気になるという方もいらっしゃいます。
家族への影響と配慮
家族の協力が不可欠
主婦がネイリストとして働くためには、家族、特にご主人の理解と協力が絶対に必要です。
- 勉強や練習のための時間確保
- 急な残業や研修への参加
- 家事・育児の分担
- 自宅サロンの場合は生活空間の一部を仕事に使うこと
これらについて、事前にしっかりと話し合いをしておくことが大切です。
ママネイリストは同じくママ達に人気!好きなことを仕事にして楽しく働こう
ネイルサロンは遅くまで空いているイメージですが、最近は子供が保育園や学校に行っているうちにネイルに来たいママ達の需要がグンと伸びています。
だから日中開けていて、夕方には閉店するサロンも多いんです。
特にママネイリストさんは、子育ての悩みを共有しやすいことから、ママさん達のファンがついてリピートしてもらえるといった強みも◎
「好きなことを仕事にしている姿を見て、子どもがとても喜んでくれた」
といった声を聞かせてくれる卒業生さんもいらっしゃるので、公私ともにいい影響のある素敵な仕事だな…と改めて感じます。
時代はママネイリストの味方。
K−twoネイルスクールでは、結婚や出産後も女性が夢を叶えられるよう、これからもできる限りのバックアップをしています。
Yさんの他にも、フリーターやOL、主婦など、様々な状況から技術を身に付けネイリストデビューをしたK-two卒業生さん達はいっぱい!

技術を身に付けネイリストデビューをした卒業生はコチラ↓↓
K-twoOG#003 在学中からネイリストデビュー
K-twoOG#004 OLからネイリストに転身
K-twoOG#005 おしゃれなネイルサロンオーナーに
K-twoOG#009 44歳から始めて自宅サロンOPEN!
K-twoOG#013 サロンオーナー&認定講師として大活躍
K-twoOG#014 念願の自宅サロンOPEN!
K-twoOG#016 人気ネイルサロンの店長に
K-twoOG#020 雑誌で活躍するネイリストを目指して
K-twoOG#023 サロンでNO.1ネイリストになる!
K-twoOG#026 ネイルとエステとWで習得
K-twoOG#028 ネイルの資格を取得してネイリストに
K-twoOG#029 海外でネイリストになる夢を叶えました